自社特徴
【JAXA 宇宙探査イノベーションハブについて】私たちは、将来の宇宙探査の発展と地上の産業競争力の向上を同時に図ることを目的として活動する、JAXAのオープンイノベーションの研究拠点です。宇宙分野に限らない様々な企業や大学等と積極的に連携し、産学官をつなぐ研究のハブの役割を担っています。 【オープンイノベーション型 共同研究の促進】今後私たちは、さらに民間企業や大学との連携を強め、優れた技術を持ち活躍する皆さまとの共創を積極的に推進していきたいと考えています。私たちとの活動を通してその技術をさらに進化させ、将来的には宇宙だけではなく地上のビジネスへもつなげていく、そんな想いを持つ皆さまとの新たな価値創出に挑んで参ります。■ ■ ■ 共同研究開始までの流れ ■ ■ ■[ 1 ] 初回面談(両社)・お互いの企業・技術/サービスの理解・共同研究開始までの流れについてご案内※以下記載の流れについて、この場で詳細を説明させていただきます[ 2 ] 共同研究に関する説明会動画のご案内(以下リンク先のyoutube動画をご覧ください)https://www.ihub-tansa.jaxa.jp/topics/FT2025forum.html[ 3 ] 技術情報など、共同研究に必要な情報の提供(貴社)2026年度RFP(研究提案募集)に向けた情報提供の締め切りは2026年5月13日(水)の正午です。詳細は以下URLをご参照ください。https://www.ihub-tansa.jaxa.jp/rfi/RFI_notice.html[ 4 ]研究課題を設定、研究公募開始(弊社):8月中旬予定[ 5 ]研究提案書のご提出(貴社):9月中旬予定[ 6 ]研究提案書に基づく審査、採択(弊社):12月予定[ 7 ]共同研究契約締結、共同研究スタート(両社):2027年4月予定
提供リソース
■ヒト・情報・JAXA研究者との共同研究■共同研究の提供研究の実施タイプに応じて研究期間と最大研究費が異なります。詳細は下記よりご確認ください。https://www.ihub-tansa.jaxa.jp/introduction/rfp.html・システム型 :最大3年程度、最大1億円・ゲームチェンジ型:1~3年、最大1000万円・チャレンジ型 :最大1年程度、最大300万円■場所・JAXA相模原キャンパス宇宙探査実験棟(探査フィールド)での実験実証機会の提供
解決したい課題
探査ハブでは「次世代エネルギー」「次世代モビリティ」「アセンブリ&マニュファクチャリング」「ハビテーション」の4つを重点分野の領域に定め、共同研究を進めています。※各テーマの最新・詳細情報は下記URLからご確認くださいhttps://www.ihub-tansa.jaxa.jp/rfi/RFI_notice.html【テーマ①】次世代エネルギー:月面上のユーザーへの電力供給サービス提供月面上のユーザーへの電力供給サービスを提供することを目的として、発電・蓄電・送電システムと、それらを結合した全体の運用システムの構築を目指します。これらのシステムは地上の電力インフラと高い類似性を持ち既存の地上技術の応用が可能である一方、探査環境においては「軽量化」「耐熱性」「耐久性」「メンテナンスフリー」「高い信頼性」といった要件がより重要となります。さらに、地球環境とは異なり、限られたエネルギーを最大限活用する必要性から、蓄熱や熱発電、余剰熱の回収といった熱エネルギー利用の高度化も不可欠です。【テーマ②】次世代モビリティ:月面上のモビリティシステムとして、移動・運搬サービスの提供将来的な月面上の広範囲での物資・人員の移動・運搬サービスを提供することを目的として、大量輸送や長距離移動への対応、正確な位置把握、地図の作成・活用、ナビゲーションなど、将来の需要に応じた高度な移動システムの構築を目指しています。また、崖・洞窟・山岳地帯といった従来のローバー(探索者)ではアクセス困難な領域の探査については、複数のモビリティ手段が連携して稼働する運用体系が必要となります。これらの実現には、地上技術の応用を基盤としつつ、月面特有の環境への適応、小型・軽量化などを実現するシステム設計が求められます。【テーマ③】アセンブリ&マニュファクチャリング(月面などで部材を製造・組立する技術):月周回軌道、月面における製造、組み立て、製造サービス提供宇宙空間では持ち込める資源が大幅に限られるため、限られた環境でも活動を継続できる技術の実現が不可欠です。そのため、月面基地の建設・維持や月周回ゲートウェイの補修に必要な資材や作業量を削減に必要な現地製造技術、現地資源の活用・再利用技術、さらには大型構造物を構築するための展開・拡張技術等が求められます。加えて、3Dプリンターのような積層造形技術を活用し、宇宙機や輸送システムを低コストかつ高性能に製造するための技術も重要な領域に含まれます。【テーマ④】ハビテーション(将来的な月・ 火星での宇宙居住):月面上での有人滞在を可能とするサービス提供有人月面基地での長期滞在や、将来的な月・火星での宇宙居住(ハビテーション)の実現のため、月や火星などの特有の環境対策や、宇宙での暮らしを豊かにするためQOLを向上させる技術が必要となります。
共創で実現したいこと
探査ハブでは、下記の4つのテーマを重点分野の領域に定め、共同研究を進めています。これまでに宇宙分野でのビジネス経験がない方々からも積極的に技術を取り入れ、ともに研究を進めて行くことを目指しています。※各テーマの最新・詳細情報は下記URLからご確認くださいhttps://www.ihub-tansa.jaxa.jp/rfi/RFI_notice.html<共同研究テーマごとの具体イメージ、キーワード>【テーマ①】次世代エネルギー:月面上のユーザーへの電力供給サービス提供・月面上のユーザーへの電力供給サービスを提供することを目的・小規模・近距離から、将来の月面インフラへの発電、蓄電、送配電サービス へと、規模と範囲の拡張を目指す・「メンテナンスフリー」「軽量化」「耐熱性」「耐久性」など、宇宙空間で耐えうる技術であることを重視<発電>① タワー型スマート太陽電池システム(電池、伸展)② エネルギーハーベスト(振動・熱をエネルギーに変換)③ 熱電気変換(スターリングエンジン)<蓄電>① 月面充電ステーション ② 蓄熱(物理、化学)・排熱利用<送配電>① 無線電力伝送(送電、受電)② 有線電力線の設置③ 電力マネジメント【テーマ②】次世代モビリティ:月面上のモビリティシステムとして、移動・運搬サービスの提供・月面上での移動・運搬サービスの提供を目的・小型・少数・近距離のモビリティシステムによる探査(調査、観測等)から、将来の月面上の物資と人の輸送に繋がるようなサービス拡張を目指す<移動・運搬>① 月面上の物資・人の輸送② 複数のモビリティ協調による探査システム③ 高精度で安全な自動・自律運転システム④ AI 搭載による自己修復・メンテナンス・ 電力確保システム【テーマ③】アセンブリ&マニュファクチャリング:月周回軌道、月面における製造、組み立て、製造サービス提供・月周回、月面における製造、組立・展開、生産、再利用サービスを提供することを目的 ・地球近傍での軌道上製造・再利用実証から、月周回、そして将来的には月面資源をも活用した製造、組立、生産サービスの提供を目指す・資源の効率的な抽出技術の提供を目指す<基本機能>① 土壌操作(調査、掘削、運搬、成型)② 資源採取(水、酸素、金属、シリコン等の現地生産・利活用に必要な資源を抽出する技術)③ 資源マネジメント(電気分解・科学反応等の効率的な資源抽出技術、液化・貯蔵・加工・リサイクル等に関わるマネジメント技術)【テーマ④】ハビテーション(将来的な月・ 火星での宇宙居住):月面上での有人滞在を可能とするサービス提供・有人月面基地での長期滞在や将来的な月・火星での宇宙居住の実現に向け、月・火星特有の環境対策や宇宙の暮らしを豊かにするための、QOL(Quality of life)の向上が目的・人類の活動領域の拡大と地球の未来の暮らしに貢献できる総合的な衣食住サービスを目指す<QOL の向上・総合的な衣食住サービス>30~50 名の月面居住を想定し、下記の快適空間構築・要素技術研究に取り組む① 環境モニタリング② 資源・物質循環③ 食料生産④ ヘルスケアサイエンス
求めている条件
● 宇宙事業への進出に関心をお持ちの企業● 電池・給電技術、太陽光などの自然エネルギーによる発電技術を持つ企業● ロボティクス・自動化施工(建設ロボット、遠隔施工)の技術を持つ企業● 建物・インフラの構築や維持管理・長寿命化の技術を持つ企業● 地図、位置情報、情報通信における技術を持つ企業● 掘削・精製技術を持つ企業● 3Dプリンター(現地生産)技術・設備を持つ企業● 生産性向上技術(IoT、AI管理、現場DXなど)を持つ企業● 衣食住に関わるサービスを持つ企業● 食料生産に関わる技術・設備を持つ企業
オープンイノベーション実績
● SLIM/LEV-2 (SORA-Q)小型変形型ロボット玩具メーカであるタカラトミーのノウハウを活用し、同志社大学・ソニーグループ株式会社とともに世界最小・最軽量の月面探査ロボットを共同開発https://www.jaxa.jp/press/2025/02/20250206-2_j.html● 小型光通信実験装置SOLISS小型衛星搭載用の光通信機器としてEthernetによる通信を実現(世界初)、SONY社の衛星事業に発展https://www.jaxa.jp/press/2020/04/20200423-1_j.html● 霧のトマト「霧のトマト」の栽培技術で、将来的の宇宙農場・栽培を目指した共同研究を実施した宇宙探査イノベーションハブ「みんなで一歩!宇宙探査へ」(宇宙でトマト栽培/2:30~3:06)https://www.youtube.com/watch?v=EAJ6H5UuoLc&t=1s